ケース10 上顎大臼歯 再根管治療
※症例紹介の情報は、すべて患者様に許可を得た上で掲載しております。
今回の症例
【術前に根尖に大きな膿の袋(黒い影)があった症例。以前他院で根管治療した歯が
治癒不全に陥っていた。治療介入後、時間の経過とともに膿の袋が縮小していった状況を
ご覧になってください】
40代 女性
主訴「左上奥歯が痛い。」
部位:左上7
歯髄診断名 :Previously treated
根尖部診断名: Symptomatic apical periodontitis
治療法:Retreatment
初診時のレントゲン写真
左上7の根尖に大きな膿の袋(黒い影)が見られる。
① 根管治療開始。
② レジンコアで支台築造。
③ 仮歯の装着。
術後3ヶ月。
根尖の膿の袋(黒い影)が小さくなってきているのが分かる。
ただし、まだ完全には消失していない。
術後1年6ヶ月。
ほとんど根尖の膿の袋(黒い影)は消失している。
引き続き経過良好。
術後2年6ヶ月。
左上7の歯槽硬線の明瞭化が確認できる。
根尖の膿の袋(黒い影)は完全に消失した。
<治療費用>
・初診カウンセリング ¥5,500(税込)
・再根管治療(大臼歯) ¥143,000(税込)
・レジンコア ¥11,000(税込)
・検診料 ¥1,100(税込)
※被せ物の費用は含まれていません。
<治療期間> 約1〜2週間
<治療回数> 根管治療2回
今回の治療の利点・欠点
利点
・歯の保存ができる。
・欠損補綴が回避できる。
欠点
・治療による偶発症(器具破折、アレルギー反応、口唇や歯茎の損傷、疼痛ショック)。
院長 白瀬 浩太郎
しらせデンタルクリニック
〒520-0832 滋賀県大津市粟津町17番39号 style II 1F
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